京都旅行(3日目)

京都旅行最終日。
2日間お世話になった宿を後にする。とても居心地の良い宿だった。料金も安いし、また京都に一人旅する時は、必ずここに泊まろう。

この宿は三十三間堂に近い。ということでまず三十三間堂へ向かった。

教科書で見たことはあったが、いざこれほどの数の仏像が並んでいるのを見ると圧巻である。

三十三間堂から歩いてすぐのところに、豊國神社と方広寺がある。いずれも豊臣秀吉ゆかりの場所。江戸時代は荒廃していたようだ。

方広寺は観光名所というほどのものではないが、この寺にある鐘は大坂の役の発端になったとして有名である。「国家安康」「君臣豊楽」の銘文も見ることができた。

東山五条から東大路通を北上するバスに乗り、知恩院へ。前日の本願寺が浄土真宗の総本山である一方、知恩院は浄土宗の総本山である。

「三門」がとにかくバカでかかったという印象。本堂は改修工事が行われていた。

ラストは平安神宮。今回の旅の最後の目的地だ。

平安京の大内裏をスケールダウンして、明治時代に復元したのが平安神宮である。スケールダウンしてこの規模だとなると、実物はどれほどでかかったのだろう‥

平安神宮からバスに乗って京都駅へ。京都駅内でにしんそばとビールを食べた。にしんそばを初めて食べたが、これがかなり美味しかった。他に具のないシンプルなそばにニシンがどんと乗っている、この組み合わせがオツだった。

16時ごろ、新幹線に乗って京都を後にした。携帯の万歩計によれば、3日間で6万歩も歩いていた。交通機関使わなすぎである。自宅に帰ってきた時は満身創痍だった。翌日から3日間、白神山地の旅を計画していたが、バテて断念してしまった。
とはいえ、京都、素晴らしい街だ。いくら回っても回りきれないほど見たい場所がある。しかも、例えば秋は紅葉が綺麗だったり、季節ごとに違う顔を見せてくれる。紅葉は今年は時期的に見に行くことは厳しいが、いずれにせよまたタイミングを見つけて訪れたいものである。

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