先日、天神のジュンク堂で森鴎外の「雁」を買いました。僕は本を読むのがとんでもなく遅いので、100ページちょっとの小説もいつ読み終わることやら。僕が持っている小説は大抵100〜150ページです。300ページとかある小説なんか読むのに3か月くらいかかってしまいそうで、気軽に読めないので持ってません。この前ABBAにすごく分厚い小説を差し出されて、「面白いから読んで」と言われたのですが、「いやあ、はっはっは」とかはぐらかして断りました。アバはすごく不愉快な顔をしていました。すまない。だけどそんな分厚い本をためらいもなく渡してくるのは、どうかと思うけどね。
さてこの「雁」、ちょっと読んでみた限りでは、昔の文体が含まれていて読みにくいです。夏に読んだ武者小路実篤は、結構読みやすかったですけど。