大阪市は30日午前、靱(うつぼ)公園(西区)と大阪城公園(中央区)を占拠しているホームレスのテントなど計28張りについて、行政代執行法に基づく強制撤去作業を行った。
靱公園では未明、撤去準備中の市職員1人がもみ合いで負傷。朝には、ホームレスの2人が軽傷を負ったなどとして病院に運ばれた。市は、16張りが撤去対象の靱公園に職員やガードマン計約440人、12張りの大阪城公園に計約260人を動員、府警機動隊員ら350人も周辺を警備した。同日午前11時までに撤去作業はほぼ終了した。
今回の撤去は、3月から開かれる大阪城公園の「全国都市緑化おおさかフェア」などに向けた整備工事に伴う措置。市は昨年10月から退去を求めていた。
今月11日、ホームレス側が「居住権の侵害」などとして、大阪地裁に除却(撤去)命令の仮差し止めを請求。同地裁が13日に却下したため、市が残るテントの除却命令を発令した。
ホームレスのテントを巡っては、27日、扇町公園(北区)で暮らす男性に、公園での住民登録を認める大阪地裁の判決があった。しかし、判決は公園の占有権は認めておらず、市は「靱、大阪城公園でのテント撤去に影響はなく、予定通り実施する」としていた。 (読売新聞)
ちょっと色々考えたので。
ホームレスの人達の言い分としては「公園は公共の物であって、それが守られず、自分達が追い出されるのはおかしい」だそうですが、公園の中にテントを張る場合その部分は彼らに占拠されるのであって、彼らもまた公園の公共性を害していると思うのですが。しかも今回の撤去は上記にもあるような「イベントに向けた整備のための措置」。より公共性の高い”イベント”も、彼らは「公園は皆のものなのに、外国人向けの(イベント)にばかり力を入れて、もっと住民のことを考えろ」と切り捨てていましたが・・なんか間違ってませんか?ここでは外国人向け云々は別段問題ではないわけで・・。しかも、自立支援センターを大阪市が建設したそうですが、これも彼らは入居拒否。記者の問いに「あれは収容所だ」の一点張り。なんだか抽象的だしいまいちこじつけに聞こえませんかね。もっと具体的にお願いしますよ、という記者に「あそこに入っても飯は1回しか出ないんだぜ!仕切りもカーテンみたいなのでプライバシーもあったもんじゃない」だそうです。自立支援センターは無料で入居できるらしいですが、彼らは無料の施設に”三度の飯+それなりに家っぽいの”を求めてるみたいです。正直、どんだけわがままだよって感じがしました。そんな施設だったら皆入りたいよな。
はじめまして。 仰る通りですね。 大阪市はどこの自治体よりもホームレス対策だけは頑張っていると思っています。 結局今回の騒動ですが、ホームレスのわがままと捉えられても仕方ないですね。 公園は公共の施設であり、そもその一般市民が憩う場な訳です。 その憩いの場にテントが林立し、決して綺麗とはいえない身なりの人がたむろしているのですから、一般市民は近寄りがたく、安心して子供を遊ばすことなんかできないと思うのです。 確かに人道的にこの寒い時期に撤去を行うのはやりすぎだとは思いますが、でも、再三の勧告に従わなかったホームレスの人々にも問題はあると思いますね。 実はホームレスの人々を支援する団体、ここがどうも一番問題がありそうです。 またお邪魔します。
初めまして。コメントありがとうございます。ホームレス問題において何が善くて何が悪いか、正直自分には一概に言えないというかよくわからないんですよね・・。ただ今回のニュースを聞く限り、どうもホームレスの人達の言い分が理解できなかったので。彼らに偏見を持ったりするつもりは毛頭無いのですが、、。
>支援団体
そうですね。今回、権利を主張するホームレスの人々にばかり目が行ってしまいましたが、彼らにそれを助長している支援団体の行動の是非を考えてみるべきなのかもしれません。