カレー探訪(2) 著名店の実力は?

カレーが好きだと言いながら、前回の記事のあとからろくにカレー屋を開拓していませんでした。いや、なにぶん寒いので、外を出歩きたくないのです。だとか何とか言いながら及び腰です。

わずかではありますが、ここ最近のうちに訪れたカレー屋を紹介していきます。ちなみにここに挙げている写真はすべてスマホのクソカメラで撮ったものなので、画質が悪いです。

さんえす

サンロード新市街から栄通りに入ってすぐのところにある老舗カレー屋さん。1947年創業と、熊本のカレー界隈では圧倒的な歴史をお持ちです。店内は昭和の喫茶店を思わせるレトロな雰囲気です。

「ベーコンと野菜」カレーをいただきました。衝撃的なシャキシャキとした食感は炒めた千切りじゃがいもでしょうか。カレーソースも深みを感じさせる味わい。思わず「さんえすワールド」に引き込まれてしまうカレーです。ここ最近いただいた熊本のカレーの中ではひさびさのクリーンヒットでした。

インド食堂

熊本市立図書館の目の前で営んでおられます。

ベジタリアンとノン・ベジタリアンの2種類から選ぶことができます。僕はひよこ豆が苦手だったのでノン・ベジタリアンをチョイス。

店主はインドを何度も訪れてはインドの家庭料理を習得しているそうですから、本場のカレーがそれなりに再現されているのでしょう。インドでカレーを食べたらきっとこんな味なんだろうなあという思いに浸りながら食べさせていただきました。

スリランカくまもと

前回の記事で紹介したピントンさんと同じ雑居ビルに入っているスリランカ料理屋さん。三年坂には姉妹店の「スリランカくまもと2nd」さんがあって、以前そちらを訪れたことがありました。その時食べたスリランカカレーの味が忘れられず、こちらの本店を再訪した次第です。

スリランカカレーはココナッツミルクのクリーミーな味わいの中にピリリとスパイシーな辛さが引き立つのが特徴です。僕はタイのグリーンカレーも好きなので、ココナッツミルクの香りに惹かれるんでしょうね。クリーミーさの中に辛さが光る、といういわばアメとムチの両方を持つスリランカカレーは、ひとたび食べると確実にクセになります。

八木カレー

熊本城のお膝元、熊本第一高校のそばにあります。こちらのお店は独特な「八木時間」が流れています。注文してからカレーが出てくるまで40分ほどかかります。それを客は皆、嫌な顔ひとつせずにじっと待ち続けているのです。

カレーソースはオリジナルベースとココナッツベースの2種類から選べます。ココナッツの香りに惹かれましたが、初めての注文だったのでオリジナルをいただきました。ソースはサラサラとしていて、新宿のモンスナックを彷彿とさせます。

1987年12月8日、熊本生まれ。高校時代から「晩白柚」というハンドルネームでブログを書いていました。長らくうつ病性障害を患っています。好きなものはビール、ひとり飲み。

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