筑波山攻め

これを書いているのは12月31日。2016年も終わろうとしている。アメリカ編はすぐに完結できるものではないのでともかく、檸檬と行った3つの旅行は年内に書いておかねばならない。その3旅行も今回の筑波山登山で完結である。細かい部分は忘れてしまったので、写真を貼りつつ、簡単にまとめていくことにする。

10月8日、檸檬と茨城県の筑波山を登りに出かけた。天気予報で午後から雨だと聞いていた我々は、午前中のうちに下山まで終えようと話をしていた。そのためには、朝イチの交通機関を使って筑波山に着く必要がある。僕は彼の住む北千住に6時45分には着いておかなければならなかった。が、案の定寝坊してしまって、30分遅刻して参上した。

北千住からつくばエクスプレスとバスを乗り継いで筑波山神社へ。2時間の登山が始まる。

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天気はすでに曇りで、山頂に近づくにつれ霧が濃くなってくる。

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山頂はかなり濃い霧に覆われている。山頂の標高は870mほどだが、一帯が雲の中にあるからなのか、山頂の岩場に立つと視界はただただ真っ白な空間が広がるばかり、雲の上にいるようだった。小雨も振り始めて、いよいよ下山しなければ危険である。

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登りはさして辛くなかったが、下りは困難を極めた。土砂降りになり足場が急に悪くなった。少しでも気を緩めるとつるっと滑ってしまう。3・4回は盛大にコケてしまった。我々に登りの時のような余裕はなく、ずっと無言で登山口を目指した。

登山口に着いた時は、少し大袈裟かもしれないが、無事に五体満足で戻って来れたことに安堵した。山を舐めてはいけない、とつくづく感じさせられた。

北千住まで戻ってきた後、檸檬は自宅に着替えに戻り、僕はこの街に古くからあるという銭湯へ行くことにした。かなり年季の入ったオツな銭湯だった。

それから新宿に移動して飲んだ。歌舞伎町で久しぶりに二人でダーツをやり、僕は負ける度にウィスキーを一気したりした。贅沢な時間だった。

登山は一歩間違えば死に繋がる。十分な知識を持ち、しっかりと準備した上で次に臨みたい。

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