「まるや」をあとにして妻籠宿まで歩く。この民宿は「大妻籠」にあって、妻籠宿から少し離れている。人も車も通らない道をただ一人歩いていく。しんしんと雪が降っていた。




朝9時の妻籠宿は観光客の姿もなく静かだった。






2回目にもなると少なからず愛着がわくものだ。しかし今後ここに来ることはもうないだろう。そう考えるとなにかもの寂しく感じられた。

雪化粧した妻籠をひと通り見て回ったあと、タクシーで南木曽駅へ。長野行の特急しなのに乗り、妻籠をあとにした。

長野駅は北陸新幹線の開通を目前に控えて、装いを新たにしていた。この日の長野市は雪がひどかった。長野はそばが有名だと知り、善光寺近くのそば屋で鴨南蛮そばを食べたあと、善光寺へ向かった。雪だというのに多くの人で賑わっている。



長野駅から新幹線に乗って東京へ。19時ぐらいに帰り着いた。