京都旅行(2日目)

2日目である。
男子学生達は早々にいなくなり、家族連れも間もなく出て行った。僕は前日、女将さんに「1日しか予約してなかったが、連泊させてもらえないか」と伝えていて、OKをもらっていた。この日は男子学生達の泊まっていた部屋に移動することになった。

9時半に宿を出発し、京都駅で朝飯。京都らしいものを、と探したが、時間が早すぎてどの店も開いておらず、仕方ないので喫茶店の簡単なビュッフェで済ませた。

京都駅からまず西本願寺へ向かった。

西本願寺ではお坊さんの説法を聞くことができた。僕はなにも信仰してはいないが。「拝まない者もおまがれている 拝まないときもおがまれている」らしい。

次に東本願寺へ。

御影堂は改修工事中だったのが残念。

東本願寺を後にして、地下鉄で烏丸御池駅へ。烏丸御池に手拭いを扱う老舗があると聞き、ぜひそこで手拭いを買いたかったのだ。

烏丸御池から三条通をひたすら東へ歩き、「サウナオーロラ」でひとっ風呂浴びた。このサウナは親友檸檬おすすめのもの。サウナの近くにピザ屋があり、ここも彼の勧めがあったので、昼飯がてら入った。川沿いで優雅にビールとピザを食べ、至福の時間だった。

三条から歩いて北へ。京都御苑に入る。

京都御苑は敷地が広すぎた。じっくり歩いて回ると2時間かかってしまった。

京都御苑を出た時点で17時、まだまだ行きたいところはある。神宮丸太町駅から地下鉄で清水五条駅に向かい、そこから歩いて清水寺へ。坂がひたすら続いてかなりキツかった。

18時半の参拝時間ギリギリまでうろうろしてしまった。

さらにここからバスに乗って祇園方面へ。八坂神社を目指す。

見たことのない数の提灯が灯されていて綺麗だった。

せっかく祇園に来ているので、このあたりで夕飯を食べようと花見小路通を訪れた。これまた風情があってオツな通りである。どこに入ろうかとうろうろしていると、店先に恐ろしく美人の着物のお姉さんが立っていて、「どうですかー」と客寄せをしていた。当然その店に吸い寄せられたが、ステーキ一名様5,000円と書いてあるのを見て、さすがに無いなと断念。湯葉を使った料理を出す店で手頃なものを食べた。

最後に高台寺を訪ねた。妖怪を描いた提灯をライトアップした催しが行われていた。ここでカメラの電池が切れた。

祇園四条駅から七条駅まで地下鉄に乗って帰ってきた。駅で女将さんから「少しお話できればと思って待っていたが、遅くなりそうなので自宅に帰ります」との電話があった。次の日は朝から病院に行かねばならず見送りできないのでとのこと。彼女ともう少し話してみたかったが、残念。

翌日は平日なので、ほかに宿泊客はおらず、僕だけで宿を専有できた。とはいえこの日は酒を飲んでもいないのに早々に爆睡してしまった。

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