晩白柚です。
フランス旅行記が一段落。コロナウイルスのまん延防止措置がとられている我が県においては外出することもままならず、いよいよ旅行ネタが尽きて困っているのですが、今回は過去の記事のリライト・ふりかえりでお茶を濁すことにします。
今回ふりかえるのは4年前のカンボジア旅行記。当ブログ「晩白柚ルポルタージュ」は2017年9月に開設され、カンボジア旅行記はその開設後すぐに書かれました。アクセス数がほとんどない頃の記事ですので、多くの方が知らないものと思います。
記事が日の目を見ないのは書き手としてちょっと悲しいので、あらためて紹介させていただくことにしました。今回ふりかえるにあたって、それら6つのカンボジア旅行記の記事は、見出しを新たに設ける・適切な改行を行う・わかりにくい言い回しを書き直すなどして、すべて校正しています。
以前より読みやすくなっていると思いますので、お暇な方は読んでいただけると嬉しいです。
- 日程
- 1日目~出発・トゥクトゥクを捕まえる・アンコール遺跡
- 2日目~バンテアイ・スレイとプサ・ルー
- 3日目~日本人青年と出会う
- 4日目~暇を持て余す
- 食事~おもな食事はリーリー
- 宿~タケオゲストハウス
- 総括
日程
- 2017年9月12日~16日
当時の僕は公務員で、8~9月の間に連続休暇を取ることが推奨されていました。その休暇を使って旅行した形になります。シルバーウィークに近かったので、航空券の値段が高かったと記憶しています。
1日目~出発・トゥクトゥクを捕まえる・アンコール遺跡
【見どころ】日本を飛び立ちます。この記事は導入なので見どころはありません(爆)
【見どころ】シェムリアップ観光の要となるトゥクトゥクを捕まえる記事です。ここで出会ったサマスさんにはその後4日間にわたってお世話になります。
記事にもあるとおり、空港からシェムリアップ市内までの運賃は値切ったのですが、晩白柚の人の良さが災いして、それ以降はかなりチップを渡したので、4日間のトータルでは割高になってしまいました‥。
謎の警官に声を掛けられ、謎のグッズを売りつけられそうになるという、ちょっとしたハプニングもあります。
【見どころ】カンボジアへはここを訪れるためにやって来たと言ってもよい、アンコール・ワットとアンコール・トムの記事。正直言ってアンコールの遺跡はこことバンテアイ・スレイしか記憶に残ってないです。
夕飯は大衆食堂・リーリーを訪ねます。4日間中3日も訪れるという、今考えると大きな失態を犯しています。もっと冒険していろいろなお店を訪れるべきでした。
2日目~バンテアイ・スレイとプサ・ルー
【見どころ】シェムリアップ観光でもっとも楽しかった2日目の記事です。4日間で数え切れないほどの遺跡を巡りますが、いちばん美しかったのがバンテアイ・スレイ。おすすめです。また、この日訪れた庶民の台所であるプサ・ルーも、いろんな意味でヤバすぎておすすめ。オールド・マーケットよりプサ・ルーに行きましょう。
3日目~日本人青年と出会う
【見どころ】おっさん(といってもこの時はぎりぎり20代ですが)の晩白柚が懲りもせずに大学生の青年・タクミくんに話しかけ、一緒に飯を食うという記事。仲良くしてくれた彼には本当に感謝しかありません。
なお記事にあるとおり、レストランでサーブされる生ビール(瓶に入っておらずジョッキで出されるもの)は得体が知れません。カンボジアではヤバいアルコールを使って自家製のお酒を醸造する文化が今も蔓延っているという話も聞くので、飲まないほうが無難だと思います。
4日目~暇を持て余す
【見どころ】初日に買ったアンコールパスは3日目に期限を迎え、この日はすることがなく途方に暮れました。仕方ないのでアンコール国立博物館を訪れることにしますが、正直つまらないです。もう少し時間を確保して、トンレサップ湖に行ければよかったというのが唯一の心残りです。
食事~おもな食事はリーリー
朝・昼食はトゥクトゥクドライバーのサマスさんに連れて行ってもらったレストランで食べ、夕飯は大衆食堂・リーリーで食べていました。
東南アジアの料理と言っても、たとえばカンボジアとインドネシアでは毛並みがまったく違うと聞いていますが、カンボジアの料理は中華風とタイ風を融合したような、日本人にも馴染み深い味付けなので食べやすいと思います。
特にリーリーで食べたパッタイは美味しかった。って、パッタイはタイ料理ですね。すみません。
宿~タケオゲストハウス
伝説の日本人宿・タケオゲストハウスに泊まりました。値段の安さはシェムリアップ随一で、僕の泊まったドミトリー(8人部屋だったと記憶しています)は一泊8ドルでした。
値段は安いですが、施設はおそろしく汚いです。シャワールームとトイレなどの水回りは最悪でした。おまけにシャワーヘッドに巨大なバッタが佇んでいた時は、心臓が止まるかと思いました。
オーナーのおばあさんは日系の方(?)なのか、宿泊客も日本人が多いようです。日本人と情報交換がしたい場合は割と使える宿だと聞いていますが、僕が滞在した4日間は一度も日本人の顔を見ませんでした。よっぽどの物好きでなければ、記事中に出てきた「イキイキゲストハウス」や「ワンダーズ・シェムリアップ」などが良いようです。
TAKEO Guest House ផ្ទះសំណាក់តាកែវ
【住所】National Route 6 (Airport Road Siem Reap, 17252
【TEL】+85511607755
総括
シェムリアップはご飯も美味しいし、夜の街も刺激があって楽しい。良い街でした。遺跡に関して言えば、アンコール・ワット、アンコール・トム、バンテアイ・スレイは記憶に残っているものの、他は全部同じに見えてしまって、旅の後半は少し飽きていたというのが率直な感想です。
もともとなぜカンボジアを選んだかというと、いつかはインドに行きたいと思っていて、その前哨戦としてアジアの途上国に行っておこうと思ったからでした。インドに比べたらカンボジアなんて清潔なほうだとは思いますが、それでもタケオゲストハウスの経験は少なからず僕に汚い宿の耐性を付けてくれました。
非常にエネルギーに満ちて楽しい街ですので、東南アジア旅行の入門としておすすめしたいですね。