前回のカレー記事から1か月、開拓したカレー屋さんのストックが5つ貯まったので記事にします。
TAGO CURRY
クラブ通りの雑居ビルの中にある非常に小さなお店。スパイスに魅せられたご主人が独自にブレンドした15種類のスパイスが奏でる香りのハーモニー、というのがウリのようです。初めて訪れたお店では必ずチキンカレーを食べると決めている僕ですが、この日はチキンカレーが売り切れてしまって、用意があるという牛すじ煮込みカレーを注文。
牛すじはしっかりと煮込んであってやわらかいです。チーズを溶かさずに固まったままトッピングしてあるのが斬新でした。ウリの割にスパイススパイスしたワイルドカレーではなく、さわやかな口当たりだったように思います。チキンカレーも食べてみたくなりました。
(2018年2月17日)
equipment : FLOOR
上乃裏通りから入り組んだ路地に入ったところ、藤崎宮駅の近くにあります。内装はおしゃれな喫茶店。お客さんは女性ばかりで、少し場違いな空気にいたたまれなくなりました。
ここのカレーはなかなか実力派です。一口食べて思わず新宿の草枕を思い出しました。すりおろした玉ねぎがふんだんに使われていて、スパイスのパンチとたまねぎの甘さがよくマッチしています。草枕風のカレーを熊本で食べるなら間違いなくここでしょう。
(2018年3月11日)
good time bar yomnom
上通りの長崎書店の2階にオープンした昼からやってるバー。昼から飲みたい僕にとってはカレーが無くても通いたいお店です(医者から止められているので、昼からは極力飲みませんが‥)。気軽に入れる雰囲気なので、街で飲んだあと、もう1軒行きたい時なんかにふらりと寄りたいですね。
チキンカレーとキーマカレーのあいがけをお願いしました。注文すると同時に、店員さんが冷蔵庫から昨日作ったカレーの残りの鍋を取り出したのを目撃してしまい、なにか複雑な気分になってしまいました。いや、カレーはきっと一晩置いたほうが美味しいのでしょう。
(2018年3月18日)
GANESHA
遠出して熊本市を離れ、合志町にあるインド料理屋さんへ。父と行きました。果たしてインドの方かはわかりませんが、そちら方面のアジア系の方がやっている典型的なインド料理屋です。結構な賑わいで、ほかのお客さんが注文していたタンドリーチキンなんてそそられるものがありました。
父はバターチキンカレーを、僕はチキンサグカレーを注文。サグカレーというのはほうれん草のカレーですね。しかしほうれん草の青臭さというか独特の風味はまったくなく、生クリームが入っているのでしょうか、とてもマイルドでした。チキンにも下味がしっかりついていて美味しかったです。
(2018年3月21日)
BONGA
熊本市役所の真裏です。「熊本でBONGAを知らないカレー好きはモグリ」という言葉を目にしたことがあります。本当かどうかはともかく、このお店もなかなかの実力店です。
バターチキンカレーをいただきました。ここのバターチキンカレーにはこれでもかというほど生クリームが入っていて、口当たりがかなりまろやかです。それでいてスパイスがふんだんに使われているので、スパイシーでワイルドな面も持ち合わせているというおそろしいカレーです。たしかに、ここのカレーを知らない熊本のカレー好きはモグリといっても過言ではないかもしれません。
(2018年3月24日)