こんにちは。晩白柚です。
今回は、トロントに工場を構えるビールのブルワリー、トロント市民の魂の結晶「スチームホイッスル」の見学工程についてレポートします。
スチームホイッスルは「工場なら郊外にあるのかな?」という常識をくつがえして、中心市街地のど真ん中(東京で例えると東京駅の隣)に工場を持つという、かなりファンキーなブルワリーです。トロントのビール醸造所の中でも工場見学ができる数少ないブルワリーのひとつとなっています。
場所
(住所)The Roundhouse 255 Bremner Blvd, Toronto, ON M5V 3M9
CNタワーのすぐ隣です。Union駅から歩いて10分ほどのところにあります。
予約をしよう
見学には予約が必要です。スチームホイッスルの公式サイトから予約できます。予約の際にクレジットカードを使って料金を支払う必要があります。
僕は1年半前の見学コースに参加したので、あれから内容が少し変わっているかもしれません。現在は1人1,500円ほど(カナダドル建てがわからない)で工場の概要を30分説明してもらうコースと、1人2,000円ほどでさらにトロントの鉄道とビールの歴史に関するお話が計1時間のコースがあるようです。
- Steam Whistle Brewing >> https://steamwhistle.ca/
トップページから「VISIT THE ROUNDHOUSE」に進み、必要事項を記入してください。
ブルワリーの中へ


向かって右手前がグッズ売り場、右奥がビールやフードを注文するカウンターになっています。誰でもいいのでスタッフの方に「見学に来ました」と伝えましょう。フロア奥のテーブルに座ってしばらく待つと、引率のスタッフさんから「集合してください!」と声がかかります。

黒いスチームホイッスルのTシャツを着た元気なお姉さんが引率してくれます。

工場の中に入る前に、とりあえずスチームホイッスルの瓶ビールが1本配られます。これでエンジンをかけろということでしょう。

工場の中は非常にうるさいので、参加する人はインカムとヘッドフォンを渡されます。お姉さんの声はヘッドフォンから聞こえます。
上層部分を走っている廊下から下の工場を覗きながら見学します。お姉さんが、ここで何を作ってホップがどうで‥、という説明をおそらくしてくれてますが、僕の英語力では聞き取れませんでした。




工場の一角はオフィスにもなっていて、静かな環境の中でスタッフの皆さんがスチームホイッスルを世に広めるために日々格闘しておられます。

僕は30分の見学コースに参加したので、おおむね以上のようなところを拝見して終了となりました。
工場を出ると、はじめに瓶ビール1本を配ってくれたにもかかわらず、さらにグラスビールを1杯ごちそうしてもらえます。太っ腹!


グッズ売り場では、スチームホイッスルに関する様々な、ビールファンの心をくすぐるグッズを販売しています。僕は思わずTシャツ(25ドル)を買ってしまいました。
最後に
いかがでしたでしょうか。15ドル程度でビール工場を見学でき、しかもビールが2本ついてくるなんて、ビール好きな方にはたまらないツアーだと思います。ビールが苦手な方・興味がない方も、製造工程を目で追うだけできっと楽しいですよ。過去の記事「カナダのいろんなビールを飲み比べてみた(1)」の一発目で紹介しているとおり、トロントを代表するビールですので、これを機にぜひ一度試してみてくださいね。
(2019年4月11日)
🍷ワイナリーや🍺ブルワリー、大好きです。言葉が判らなくても見ているだけで楽しいですよね。あと飲むのもね。
べあとりすさん
コメントありがとうございます。
お酒が大好きな人間にとっては、各地のワイナリーやブルワリーはその地域や人々の特性が伺える、必ず押さえたいポイントのひとつですよね。
ちなみに僕はべあとりすさんといえばワインという印象があったのですが、改めて日記を片っ端から拝見させていただくとめちゃくちゃビール党だなってことがわかって、親近感を覚えました(笑)